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NRF技術塾!!

創業1968年のNRFが、日々の経験から
培った、技術を惜しみなく大公開!!

ついに、はじまりました

NRF技術塾

不定期ですが、色々書いていきますのでお楽しみに!!

前回、飛行機の翼形状を裏返したってところで終わりましたが

今回少し、航空力学を交えて説明しますね

航空機の翼は



翼の下を流れる風の距離が、短い
翼の上を流れる風の距離が、長い

同じ時間で、流れるとしたら

上の風のほうが、速く流れるんですね

早く流れた方が、圧力が下がるんですね

だから、下よりうえの方が圧力が低くなるので
下から上に力が働き、浮かそうとする力”揚力”が生まれます

それをさかさまにしたのが、3Dウィングなんですね



逆に、下の風のほうが速いので
下方向に力が働き

ダウンフォースを生みだします

では、次回ウィングの取付足が及ぼす影響について
に続きます

お待たせしました、NRF技術塾第1回は、ウィングの解説からいたします

ウィングというのは、風の抵抗を利用して
車体を、路面に押さえつけコーナリング時の
車体の安定を、増す役割の部品です

通常、ウィングを立てて、風を当てて
下方向に押さえつけるんですが



たしかに、強力な押さえつけ効果はあるのですが
直線では、抵抗になって
最高速が落ちてしまいます

そこで、3D形状のウィングが生まれたのです



物体の上下の抜ける風の速さの差を利用した
”揚力”
飛行機の翼がそうなんです
揚力を利用して、あんなに重い機体を浮かす事が可能なんです

その形状を裏返したのが、3Dウィングなんです
ウィングの上下を抜ける風の差で、車体を押さえつける効果を生み
風の抵抗を作らず、直線で極力抵抗にならないように考えられています

一度に、色々話すと長くなってしまいますので
毎回、この位の長さでやっていきますので

よろしくお願いします

では、次回は更に掘り下げていきますね

空力講座(ウィング編)2につづく・・・・・


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